【100万失った私が教える】ビットコインで失敗する理由をまとめてみた
ビットコインに興味があるけど、失敗した人の話もよく聞くし…実際どうなの?
こんな悩みに答えます。
①全財産つぎ込むから
②短期投資をするから
③バブルで買って、大暴落のときに売ってしまうから
④アルトコインを買ってしまうから
⑤税金をよく理解していなかったから
⑥感情に流されてしまうから
番外編:暗号資産(仮想通貨)トラブルにあってしまうから
昨年までバブルだったビットコインですが、2022年は年初から大暴落が続いています。
メディアでは、ビットコインで破産した人の話も、多く取り上げられるようになりました。
そんな中、今このタイミングで、ビットコインに興味を持っているあなたは、買って大損することへの恐怖も、一段と強くなっているはず。
そこで今回は、
を解説します。
この記事を読めば、「ビットコインで失敗する理由+失敗しないための対策法」が、セットで分かりますよ。
ぜひ立ち読みしていってください。
【暗号資産で100万失った私が教える】ビットコインで失敗する理由をまとめてみた
①全財産つぎ込むから
②短期投資をするから
③バブルで買って、大暴落のときに売ってしまうから
④アルトコインを買ってしまうから
⑤税金をよく理解していなかったから
⑥感情に流されてしまうから
番外編:暗号資産(仮想通貨)トラブルにあってしまうから
記事タイトルにもある通り、私は100万円ほど、暗号資産(仮想通貨)で大損した過去があります。
それをふまえ今回は、「私の経験+世間一般のビットコインで失敗する理由」でまとめてみました。
全財産つぎ込むから
1つめは、全財産つぎ込むからです。
さすがにそんなやついねーだろ
と思うかもですが、
・わずか半年で億り人になった記事をよく見かけたから、一発逆転狙いで全財産、投資した
・少額買ってみたら、簡単に稼げたので、全財産、投資した
とかよく聞きます。
私も全財産ではないですが、調子こいてた時に、給料1カ月分の金額をつぎ込み、全て失った経験があるため、本当に要注意です。
短期投資をするから
2つめは、短期投資をするからです。
バブル崩壊後の2018年6月。ボーナス片手に社会人1年目からこれまで仮想通貨投資やってきました。
— SEI@暗号資産🐷 (@SEI_worker) November 16, 2020
短期トレードで大損、投資していた草コインが枯れる、取引所潰れる、爆上げの経験等色々ありました。
時系列でまとめたら読んでみたいですか?#仮想通貨#ビットコイン#アルトコイン#草コイン
ビットコインは、値動きが複雑&ボラティリティ(価格の変動幅のこと)も激しい金融商品。
ビットコインのFXや短期投資は、大損への片道切符と言っても過言ではありません。
白状すると、私もこれが原因で70万円ほど失ってます。
そのため、短期投資は本当にNGです。
バブルで買って、大暴落のときに売ってしまうから
3つめは、バブルで買って、大暴落のときに売ってしまうからです。
3年前仮想通貨バブル崩壊で大損こいたの何とか回収できそう
— きゅー (@kyumonechil) February 11, 2021
昨年(2021年)は、ビットコインの価格が暴騰し、様々なメディアでも取り上げられ、バブルと言える状況でした。
個人的に1番びっくりしたのは、当時勤めていた会社の会長ですら、会議でビットコインの話をしたこと。さすがに驚きました。
はっきり言って、こういった状況の時には、すでに価格が天井である可能性が高いです。
このバブルの際に買っちゃうと、大暴落がきたあとに耐えきれず、売ってしまうのがほとんど。
よって、メディアでも連日取り上げられたり、あなたの知り合いが、
ビットコインって儲かるんでしょ!自分にも教えてよ!
とか言ってきたら、買わないようにしましょう。
アルトコインを買ってしまうから
4つめは、アルトコイン(ビットコイン以外のコインのこと)を買って、大損するパターン。
なんで、いけないかと言うと、
・ビットコインに比べて、リターンも大きいが、リスクも大きい銘柄が多いから
・暗号資産(仮想通貨)の世界において、人気のあるコイン(銘柄)の入れ替わりが激しいから
などなど。
人気のあるコインの入れ替わりが激しいと、なぜいけないの?
暗号資産(仮想通貨)は、時価総額ランキングといって、簡単に言うと人気投票ランキングみたいなのがあります。
当然、毎年順位は変わるんですが、ランキング圏外から外れると、誰もそのコインを買っていない証明に…
もし、人気があるときに買って、その後、価格が暴落&時価総額ランキングまでもが圏外になったら…
あとはどうなるか、想像できないでしょうか?
そう、誰も買い手がいないことから、価格が戻らず、結果的に、売らなければいけない状況に追い込まれるのです。
実際、この10年間で時価総額ランキングは、ビットコインとイーサリアムを除き、大きく変わってきました。
※センシティブな内容になってると思いますが、全然問題ない画像です。
【気合】2015年〜2021年の仮想通貨・時価総額ランキングトップ10推移を全て並べてみた。
— アストロマン|NFT (@Astromanjp) September 11, 2021
初ランクインには◯初を、6年で脱落したものには印をつけてます。
・毎年2つ以上の新規銘柄がトップ10にランクイン
・6年で半分以上が入れ替わった
・やっぱりBTCは王者$BTC $ETH $XRP $ADA $SOL $DOT pic.twitter.com/dtxFGfbdnj
2013年から現在までの仮想通貨時価総額ランキングトップ10の推移を見るとビットコインは今後10年、20年経っても王座の座に居続けると確信を持って言える pic.twitter.com/eXBZArV3ku
— 🇺🇦🇯🇵🇪🇺Ago-ra@ウクライナ💙💛 🗯 (@agoraitconsulti) December 21, 2021
仮想通貨の時価総額ランキングの推移
— シューマイの暗号資産ラボ (@COIN_yohoshi) January 5, 2022
じっくり見ると意外と面白い。
・仮想通貨の王 BTC
・ETHの台頭
・XRPの天下取れそうで取れない感
・実はDOGEが古株
・ステーブルコインの躍進
・過去の懐かしの通貨たち#仮想通貨 #暗号資産 #暗号資産ランキング #barchartrace #BTC #ビットコイン #ETH #XRP pic.twitter.com/CB8W6OL2IX
私もアルトコインでかなり損したので、買うコインは、慎重に選びましょう。
税金をよく理解していなかったから
5つめは、税金をよく理解していなかったからです。
仮想通貨の税金がよくわからない
— ふるちん🍃🥜 (@full_tin) November 5, 2020
日本の暗号資産(仮想通貨)の税金は、あまりにひどく、最近ではそのヤバさも、世間一般に認知され始めています。
ですが、最初のバブルがあった2017年は、税金をよく知らず、人生が狂った人もいました。
税金については、稼げて浮かれている時こそ、本当に気をつけなければいけません。
(※私は幸いにも、暗号資産(仮想通貨)を始めた最初のころに勉強したおかげで、今のところは大丈夫です。)
感情に流されてしまうから
6つめは、感情に流されてしまうからです。
これまで紹介した、ビットコインで失敗する理由の数々も、感情に流された結果とも言えます。
例えば、
・インフルエンサーや有名な投資家が、ビットコインは今買うべきと言ったから、焦って買った。
・いつも見ているメディアが、暗号資産(仮想通貨)は簡単に儲かると言ってたから、よく調べもせずに買った。
・お試しで始めてみたら、実際に簡単に勝てたせいで、気持ちが大きくなり、全財産つぎ込んだ。etc…
とかですね。
私も最近ですら、少し利益が出たあとに、調子に乗って買い増しをしたら損したため、まだまだ気をつけるべきだと思っています。
以上が、ビットコインで失敗する理由でした。
番外編:暗号資産(仮想通貨)トラブルにあってしまうから
最後に番外編として、暗号資産(仮想通貨)トラブルにあうからというのもあります。
今年は8月時点で、927件のトラブルが相談されており、昨年(2021年)にいたっては、6,350件もの相談が寄せられました。
その中でも特に許せないのが、暗号資産(仮想通貨)詐欺。
暗号資産(仮想通貨)詐欺は、あくまで詐欺がいけないのであり、直接的に暗号資産(仮想通貨)で失敗する理由には該当しません。
ですが、あまりにも暗号資産(仮想通貨)詐欺が多く、詐欺が原因で命を絶たれた方もいますから、取り上げさせていただきます。
自分も22歳で仮想通貨始めただけに、記事読んでて本当に辛かった。そして、詐欺師の奴らは本当に許せん。仮想通貨の名を借りて詐欺を働いたこと、何より人1人が亡くなってしまったこと。自分も詐欺ではないにせよ、仮想通貨の発信をするときは、責任を持つべきだと強く感じた
— ヤマアラシ(リベ大生)@FIREを目指す1年間無職ニート (@yamaarashi_fire) September 3, 2022
https://t.co/ol0BfcJ7yR
詐欺を働くために、暗号資産(仮想通貨)を利用する手口も許せないですし、何よりそれで、亡くなられた方もいるのが、本当に本当に胸が痛いです。
きれいごとになりますが、暗号資産(仮想通貨)を巡るトラブルのない未来が、いつかやってきて欲しいと、切に願います。
ビットコインで失敗しないためには
どうせなら、ビットコインで失敗しない対策も教えて!
・長期投資を行う
・暗号資産(仮想通貨)バブルの時には要注意する
・積立投資を行う
・ビットコインとイーサリアムだけを買う
・暗号資産(仮想通貨)の税金について、勉強しておく
・詐欺にあわない
長期投資を行う
ビットコインで失敗しないためには、長期投資を行うことが大切です。
理由は以下の通り。
・短期では値動きが複雑&ボラティリティが高いから(先ほど述べた通り)
・これまでずっと価格が上昇してきたから
・ビットコインの将来性がすごいから
・初心者でも知識ゼロから始められるのに、大きな利益を得られるチャンスがあるから
・売らない限り、税金がかからないから
ビットコインは、短期では値動きが複雑でボラティリティも高いですが、将来性も高く、長期的に投資するには向いています。
①ブロックチェーン技術
②法定通貨のリスクヘッジとしての有用性
③企業の参入や半減期による需要や希少価値の高騰
④ビットコイン現物ETFの承認 etc…
上記の将来性があり、これまで価格も長期的には上昇してきました。
これは、ビットコインの過去12年分のチャートです。下落を繰り返しながらも、長期的には価格が上昇し続けてきたのが、分かりますよね。
これからも、価格が上昇する保証は全くありませんが、長期投資をしておけば、長いスパンで見ると大損する可能性は低くなるでしょう。
また、ビットコインを長期投資をするなら、レンディングもしないと損。
保有している暗号資産(仮想通貨)を貸し出して、利息を得る運用手法。
一定期間貸し出すことにより、保有中の暗号資産(仮想通貨)を増やすことができる。
ビットコインを、ただ長期保有しておくだけでは、もったいないです。
レンディングでは、預けておくだけで年利8~10%の不労所得も可能なので、長期投資とレンディングを行うことにより、大損するリスクを下げられるだけでなく、資産を効率的に増やすこともできますよ。
暗号資産(仮想通貨)バブルの時には要注意する
暗号資産(仮想通貨)バブルの時には、要注意しましょう。
なぜなら、バブルのあとは、大暴落してきた過去があるからです。
チャートの中で、天井と書かれたポイントを見てください。
これまでは全て、天井と書かれたポイントの直前から、ビットコインバブルが始まり、天井の部分でバブルが弾け、その後、大暴落してきました。
そのため、バブルが発生しているときにたくさん買ったりすると、大損する可能性があります。
けど、いつがバブルかなんて、自分には分からないよ
これに関しては、半減期サイクルを理解すると、予想が立てられますよ。
半減期とは、ビットコインの発行枚数を、4年に1度ずつ計画的に減らしていって、希少価値を意図的に高めていくイベントのことだよ!
ビットコインの4年に1度ある半減期を基準に、相場を予想するサイクル。
※これまでのビットコインの半減期
⇒2012年・2016年・2020年(※次回は2024年、その次は2028年と4年に1度の実施)
つまり、これまでは半減期の次の年が、バブル相場のピークになってきたわけです。
もちろん、今後もそうなるとは限りません。
ですが、半減期の次の年(次回は2025年)は、警戒しておいて損はないでしょう。
積立投資を行う
ビットコインは、積立投資を行うのも良いと思います。
なぜなら、
・感情に流されない投資手法
・全財産つぎ込むことを防げる
からです。
そもそも積立投資とは、期間と金額をあらかじめ設定して、一定額購入する方法のこと。
(例:ビットコインを毎月○○円ずつなど)
これにより、機械的にビットコインを購入でき、感情に流されたり、全財産つぎ込むのを防げます。
ただし1つ問題なのは、ビットコインを購入する際に、手数料がかかる点です。
詳しくはこちらの記事で、解説しています。
ビットコインとイーサリアムだけを買う
ビットコインとイーサリアムのみを買うのも、アリだと思います。
理由は次の通り。
1.将来性が高いから
2.ブランド力があるから(暗号資産(仮想通貨)といったら、ビットコイン、イーサリアムみたいな)
3.暗号資産(仮想通貨)の中では、価格が安定しているから(他のアルトコインに比べたら、ボラティリティが低い)
4.時価総額ランキングで、常にランクインしてきたから
アルトコインは価格が不安定なだけでなく、入れ替わりも激しいです。
最初のうちは、ビットコインとイーサリアムだけで十分だと思いますよ。
暗号資産(仮想通貨)の税金について、勉強しておく
暗号資産(仮想通貨)の税金について、勉強するのも大事です。
この記事でも、簡単に説明しますね。
暗号資産(仮想通貨)で稼いだ利益は、雑所得という区分になります。
この雑所得は、年間で20万円以上の利益(所得)が発生すると、利益額に応じて所得税がかかる仕組みです。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
1,000円 から 1,949,000円まで | 5% | 0円 |
1,950,000円 から 3,299,000円まで | 10% | 97,500円 |
3,300,000円 から 6,949,000円まで | 20% | 427,500円 |
6,950,000円 から 8,999,000円まで | 23% | 636,000円 |
9,000,000円 から 17,999,000円まで | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円 から 39,999,000円まで | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円 以上 | 45% | 4,796,000円 |
最大税率が45%、住民税は10%かかるため、
45%+10%=55%
最大で55%が税金で取られます。
これが、暗号資産(仮想通貨)の税金が、ヤバいと言われる理由なんです。
稼いだうちの半分以上が税金だなんて、あんまりだ…
実際は、億り人レベルまで稼がないと、半分も取られることはないんですけどね。
それでも納得はいかないよね
そして、課税されるタイミングなんですが…
暗号資産(仮想通貨)を現金に換えた時とかじゃないの?
…実は違うんです。
・暗号資産(仮想通貨)を利益が出ている状態で売ったとき
・持っているコイン(銘柄)を、他のコイン(銘柄)に交換したとき
・暗号資産(仮想通貨)で商品を買ったとき etc…
ホントはもっと複雑ですが、最初はこれさえ覚えておけば、問題ありません。
とにかく気をつけるべきなのは、暗号資産(仮想通貨)を交換業者(取引所)で利益が出ている状態で売ったり、他のコインに交換しただけで課税される点。
2017年以降に起きた、暗号資産(仮想通貨)の税金トラブルも、課税タイミングを知らなかったせいで、起きたものも多くありました。
このように、暗号資産(仮想通貨)の税金への基本的なルールを知るだけでも、取り返しのつかない事態は避けられます。
しっかり勉強しておきましょう。
詐欺にあわない
最後になりますが、詐欺にあわないことも大事です。
・大金を人に預けない
・何か契約する際は、できる限り第三者をはさまない
・見かけの数字にだまされない
・自分に美味しい話は100%やってこないことを理解しておく
これは暗号資産(仮想通貨)詐欺に限らず、全ての詐欺やぼったくりで気をつけるべきこと。
そして投資に限って言うと、第三者が持ちかけてきた投資話には、絶対に乗らないでください。100%詐欺ですから。
例えそれが、自分が絶対的に信頼している人であってもです。
・お世話になった人
・友人
・家族
・企業(有名企業も疑うべき) etc…
とにかく、第三者をできる限りはさむべきではありません。
あなたは、だまされないようにしましょう。
ビットコインを買う方法
- 交換業者(取引所)を選ぶ
- 交換業者(取引所)へ口座開設を行う
- 交換業者(取引所)へ日本円を入金をする
- ビットコインを購入する
ビットコインは、交換業者(取引所)で買えます。
株で言うところの証券会社と同じです。
どこの交換業者で買えばいいの?
日本で有名な交換業者はコインチェックやGMOコイン、bitFlyerですね。
CMもやっている有名な交換業者(取引所)なので、初めてビットコインを買う人は、ここあたりが無難ですよ。
>>GMOコインのレビュー
>>コインチェックのレビュー
>>bitFlyerのレビュー
まとめ:よく考えて、ビットコインは買うか決めよう
今回は、ビットコインで失敗する理由をまとめてみました。
①全財産つぎ込むから
②短期投資をするから
③バブルで買って、大暴落のときに売ってしまうから
④アルトコインを買ってしまうから
⑤税金をよく理解していなかったから
⑥感情に流されてしまうから
番外編:暗号資産(仮想通貨)トラブルにあってしまうから
ビットコインは、ハイリスク・ハイリターンな金融商品。
初心者でも稼げることがある一方、大損するリスクも同じぐらいあります。
今回の失敗理由を知り、考慮したうえで、ビットコインを買っても良いですし、辞めておくのもアリです。
どちらにせよ、ビットコイン投資であなたの未来が不幸にならないように。
それを切に願っています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。