【取引所一択です】暗号資産における販売所と取引所の違いは何?メリット・デメリットも紹介
販売所と取引所の違いって何?
販売所と取引所のどちらを使えば良いの?
こんな悩みに答えます。
本記事を書いている私は、GMOコインを3年9カ月間、コインチェックとビットフライヤーを1年4カ月間利用中なので、少しはお役に立てるかと。
取引所(交換業者)の口座開設を終え、いざ暗号資産(仮想通貨)を買おうと思ったら、
販売所と取引所って何…どっちで買えばいいの…
となっている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
を解説します。
この記事を読めば、損せずに暗号資産(仮想通貨)を買えるようになりますよ。
ぜひ、立ち読みしていってください。
※本記事では、認識間違いを防ぐため、
・販売所⇒販売所形式
・取引所⇒取引所形式
・暗号資産の交換業者⇒取引所(交換業者)
と表記します。ご了承ください。
【取引所一択です】暗号資産における販売所と取引所の違いは何?
最初に言っておきたいこととして、暗号資産(仮想通貨)は取引所形式の利用一択に限ります。
画像にもあるように、販売所形式で買うと手数料(スプレッド)が高くつくからですね。
販売所形式は手数料が高いですが、操作(注文)方法はカンタン。
取引所形式は、販売所形式より注文方法が難しいかわりに、手数料を安くおさえられるのが特徴。
例えると、
販売所形式はお店のイメージになります。
ここでいうお店は当然、取引所(交換業者)のこと。
お店(交換業者)側が利益が出るように、手数料分として価格を上乗せするので、どうしても販売価格が割高になってしまうんです。
一方、取引所形式はオークションサイトのイメージ。
ユーザー同士で、希望の価格を提示して売買を行う仕組みのため、安い価格でも買えます。
そのため、取引所形式の利用一択なのです。
こんな感じで、販売所形式と取引所形式を理解しておくと良いですよ。
販売所形式と取引所形式のメリット・デメリット
ここからは、販売所形式と取引所形式のメリット・デメリットを紹介します。
販売所形式のメリット・デメリット
販売所形式のメリット・デメリットはこちら。
販売所形式のメリット
・注文方法がカンタン
販売所形式は注文方法がカンタンなのが、1番の強みです。
①金額の指定
②購入ボタンをタップ
どこの取引所(交換業者)も、購入方法はだいだい一緒ですよ。
数十秒で購入できるのが良い点ですね。
販売所形式のデメリット
・手数料(スプレッド)が高い
前述したように、販売所形式では手数料が高いのですが、この手数料を具体的にはスプレッドと言います。
スプレッドとは、暗号資産(仮想通貨)を買うときと売るときの、「価格の差」のこと。
少額でたまに売買するぐらいならいいですが、頻繁に売買していると、スプレッド(手数料)が馬鹿になりません。
けど、まだスプレッドのヤバさがわからないな~
上の画像は、同じ日時に撮影した取引所形式のビットコインの価格と、販売所形式のビットコインの価格になります。
販売所のビットコインの方が5万円高い…
そう、この5万円の差こそがスプレッドという名の販売所形式での手数料であり、上乗せされた価格なんですよね。
例えば、上の画像の条件で販売所形式でビットコインを0.1BTC買うと、取引所形式より約5,600円分も損するんです。
以上のことから、損しないためにもやはり取引所形式で買うことが重要。
取引所形式ではスプレッドが小さく、販売所形式に比べたら損しないですよ。
取引所形式のメリット・デメリット
取引所形式のメリット・デメリットは、以下のとおり。
取引所形式のメリット
・手数料が安い
販売所形式でのデメリットでも述べたように、取引所形式では手数料がほぼかかりません。
暗号資産(仮想通貨)の売買は、取引所形式で行うのが賢明でしょう。
取引所形式のデメリット
・注文方法が慣れるまでは、少し難しい
・取引所形式で買える銘柄が限られている
注文方法が慣れるまでは、少し難しい
取引所形式の売買は、金額指定ではなく、欲しい数量を入力したり、注文方法を選べたりするので、暗号資産(仮想通貨)初心者には難しいかも。
よって、最初だけは販売所形式で少額(1,000円以下など)で買って、慣れたら取引所形式で買うのもありだと思いますよ。
取引所形式で買える銘柄が限られている
取引所(交換業者)によっては、取引所形式で買える銘柄が少ないこともデメリットの1つですね。
取引所形式では買えないってどういうこと?
取引所(交換業者)によっては、取り扱い銘柄の多くを、販売所形式では買えても、取引所形式で買えることは少ないんだ。
現在、国内の有名取引所(交換業者)では、以下のようになっています。
✅取り扱い全銘柄のうち取引所形式でも買える暗号資産の数
コインチェック | 29/8種類 |
bitFlyer(※bitFlyer Lightningも含む) | 25/7種類 |
GMOコイン | 26/23種類 |
出典:手数料一覧・税 | 仮想通貨ビットコイン(Bitcoin)の購入/販売所/取引所【bitFlyer(ビットフライヤー)】
出典:取引所(暗号資産の購入・売却) | ビットコイン・暗号資産(仮想通貨)ならGMOコイン
出典:目的・銘柄からサービスを探す | ビットコイン・暗号資産(仮想通貨)ならGMOコイン
取引所形式で買える取引所(交換業者)が少ないなかで、GMOコインなら取り扱い銘柄のほとんどを取引所形式でも買えるんです。
✅GMOコインで取引所形式でも買える暗号資産(仮想通貨)
取扱通貨 | 最小発注数量 |
BTC(ビットコイン) | 0.0001 BTC / 回 |
ETH(イーサリアム) | 0.01 ETH / 回 |
LTC(ライトコイン) | 0.1 LTC / 回 |
BCH(ビットコインキャッシュ) | 0.01 BCH / 回 |
MONA(モナコイン) | 1 MONA / 回 |
QTUM(クアンタム) | 0.1 QTUM / 回 |
XRP(リップル) | 1 XRP / 回 |
BAT(ベーシックアテンショントークン) | 1 BAT / 回 |
XLM(ステラルーメン) | 1 XLM / 回 |
XEM(ネム) | 1 XEM / 回 |
XTZ(テゾス) | 0.1 XTZ / 回 |
DOT(ポルカドット) | 0.1 DOT / 回 |
LINK(チェーンリンク) | 0.1 LINK / 回 |
XYM(シンボル) | 1 XYM / 回 |
ENJ(エンジンコイン) | 1 ENJ / 回 |
MKR(メイカー) | 0.001 MKR / 回 |
ATOM(コスモス) | 0.01 ATOM / 回 |
ADA(カルダノ) | 1 ADA / 回 |
DAI(ダイ) | 1 DAI / 回 |
FCR(FCRコイン) | 10 FCR / 回 |
DOGE(ドージコイン) | 10 DOGE / 回 |
SOL(ソラナ) | 0.01 SOL / 回 |
ASTR(アスター) | 10 ASTR / 回 |
また、ビットフライヤーも取引所形式で買える銘柄自体は少ないですが、NFTにおいて絶対に必要なイーサリアムを取引所形式で買えます。
✅ビットフライヤーで取引所形式でも買える暗号資産(仮想通貨)
取引通貨ペア | 最小発注数量 |
BTC/JPY | 0.001 |
ETH/BTC | 0.01 |
BCH/BTC | 0.01 |
ETH/JPY | 0.01 |
XRP/JPY | 0.1 |
XLM/JPY | 0.1 |
MONA/JPY | 0.1 |
※最⼩・最⼤発注数量は市場価格の変動等を踏まえ、変更することがあります。
このように、取引所形式で暗号資産(仮想通貨)を買いたいなら、GMOコインとビットフライヤーを口座開設しておくと良いですよ。
販売所形式と取引所形式での暗号資産(仮想通貨)の買い方
販売所形式と取引所形式の暗号資産(仮想通貨)の購入方法は、どこの取引所(交換業者)もだいたい同じです。
①買いたい金額分を入力
②購入ボタンをタップ
①買いたい数量分を入力
②注文方法を選択
③購入ボタンをタップ
今回は例として、コインチェックのアプリからの購入方法を紹介しますね。
他の取引所(交換業者)や、コインチェックでの購入方法をさらに詳しく知りたい人は、こちらをどうぞ。
>>コインチェックでの暗号資産(仮想通貨)の買い方
>>ビットフライヤーでの暗号資産(仮想通貨)の買い方
>>GMOコインでの暗号資産(仮想通貨)の買い方
販売所形式
※コインチェックでは、最低500円からしか買えないので、注意
取引所形式
※取引所形式で買える暗号資産(仮想通貨)は、以下に限られます。
・BTC(ビットコイン)
・ETC(イーサリアムクラシック)
・LSK(リスク)
・MONA(モナ)
・DAI(ダイ)
・PLT(パレットトークン)
・FNCT(フィナンシェトークン)
これ以外の暗号資産(仮想通貨)は、販売所形式で買いましょう。
コインチェックで、暗号資産(仮想通貨)を買う方法は以上です。
まとめ
今回は、販売所形式と取引所形式の違いを解説しました。
販売所形式は注文がカンタンな一方、手数料が高くつきます。
取引所形式は、注文は少し難しいですが、手数料がほとんどかかりません。
手数料は馬鹿にならないため、できる限り取引所形式で買ったほうがいいでしょう。
ただ、暗号資産(仮想通貨)の取引に慣れないうちは、販売所形式でも少額で買うのはありだと思いますよ。
この記事が参考になれば、幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。