【まるわかり!】GMOコインでの暗号資産(仮想通貨)の売り方を画像付きで解説。出金手順も紹介
この前、初めてGMOコインでビットコインを買ったんだけど、価格が下がってるから、もう売りたい…けど、暗号資産(仮想通貨)を始めたばかりだし、売り方がいまいちわからないよ…
こんな悩みに答えます。
本記事を書いている私は、GMOコインを3年9カ月間利用中なので、少しはお役に立てるかと。
暗号資産(仮想通貨)を始めたばかりだと、買ったり売ったりするのも大変ですよね。
そこで今回は、
を解説します。
この記事を読めば、GMOコインで暗号資産(仮想通貨)をカンタンに売れるようになりますよ。
ぜひ、立ち読みしていってください。
まだGMOコインの口座開設をしていない人は、済ませておこう!
【まるわかり!】GMOコインでの暗号資産(仮想通貨)の売り方を画像付きで解説
GMOコインで暗号資産(仮想通貨)を売るには、3通りの方法があります。
①販売所形式
②取引所形式
③WebTrader
取引所形式と販売所形式の違いって?
違いは次の通りです。
販売所形式は手数料が高いですが、操作(注文)方法はカンタン。
取引所形式は、注文方法が販売所形式より少し難しいかわりに、手数料を安くおさえられます。
WebTraderは、GMOコインが提供している取引所形式での取引に特化した、PC専用の高機能ツールです。
基本的に取引所形式と変わりませんが、無料で様々な機能が使えるのが良い点。
特にチャート機能が充実しており、経験豊富なトレーダーのニーズにも応えられるでしょう。
手数料ってどれぐらいかかるの?
手数料はこちら。
✅GMOコインの売買手数料
販売所形式 | 無料 (※ 購入価格と売却価格の差であるスプレッドは自己負担) |
取引所形式(※1) | ①Maker:-0.01% Taker:0.05% もしくは ②Maker:-0.03% Taker:0.09% |
※1.通貨ごとに手数料は異なります。ですが、①か②のどちらかです。
販売所形式では、スプレッドという隠れた手数料がかかるのを、気をつけなければいけません。
MakerとTakerって?
取引所(現物)の板に出ている指値注文について売買が成立した際に、その指値注文を出していた取引参加者を「Maker」と呼び、その相手方となる注文を発注した側を「Taker」と呼びます。
引用:Maker、Takerとは – GMOコインサポート
指値注文とは、自分で価格を指定して売買する注文方法。
つまり、自分で価格を指定して注文したときは「Maker」、それ以外で注文したときは「Taker」ですね。
そして、この「Maker」で売買が成立した場合、手数料が逆にもらえるんです。
そのため、取引所形式では自分で価格を指定して注文すると、手数料がかからず、むしろ得できますよ。
(※それ以外の方法で注文したら、手数料がかかるので注意。それでも、販売所形式よりは全然低いです)
このことから、販売所形式と取引所形式は以下の人にオススメになります。
✅販売所形式
・手数料がかかっても良いから、カンタンに注文したい人
・暗号資産(仮想通貨)初心者
✅取引所形式
・手数料をおさえたい人
・頻繁に取引をおこなう人(頻繁に取引をおこなうと手数料がかさむため、手数料がかからない取引所形式の方が良い)
✅WebTrader
・じっくりチャート分析をしながら、取引をおこないたい人
※ちなみに、WebTraderの手数料は取引所形式と同じです。
以上をふまえて、ここからはGMOコインで暗号資産(仮想通貨)を売る手順をご紹介しますね。
販売所形式
アプリでは、「ノーマルモード」と「トレーダーモード」の両方で、売却可能です。
今回は、「ノーマルモード」で販売所形式から売る手順をお伝えします。
売りたい数量は、以下から選択可能です。
・全部
・半分
・その他
その他を押すと、右の画像のように、自分で自由に数量を入力できますよ。
6秒以内に「売却確定」を押さないと、自動的にキャンセルになるので、注意。
取引所形式
アプリでは、「トレーダーモード」でしか、売ることができません。
今回は、「ノーマルモード」から「トレーダーモード」への切り替えも含めた手順を、解説します。
ここに関しては、どの暗号資産(仮想通貨)をタップしても大丈夫です。
やるべきことは2つ。
・注文方法の選択(成行/指値)
・売りたい数量の入力
注文方法は、「成行注文」と「指値(逆指値)注文」を選べます。
注文方法の違いは、次の通りです。
・指値注文:自分で「買いたい価格」「売りたい価格」を指定する注文方法。希望する価格で売りたいときに最適。
・成行注文:価格を指定しない注文方法。いくらでもよいから今すぐ売りたい(買いたい)ときに最適。
指値(逆指値)注文を選択した場合は、売りたい価格もあわせて入力してください。
また、数量に関しては、白い空欄部分をタップすると、右の画像のように自由に入力できますよ。
WebTrader
注文方法は、「成行注文」と「指値(逆指値)注文」を選べます。
注文方法の違いは、次の通りです。
・指値注文:自分で「買いたい価格」「売りたい価格」を指定する注文方法。希望する価格で売りたいときに最適。
・成行注文:価格を指定しない注文方法。いくらでもよいから今すぐ売りたい(買いたい)ときに最適。
指値(逆指値)注文を選択した場合は、売りたい価格もあわせて入力してください。
GMOコインでの暗号資産(仮想通貨)の売り方は、以上です。
GMOコインで暗号資産(仮想通貨)を売るときの注意点
GMOコインで、暗号資産(仮想通貨)を売るときの注意点は以下の通り。
①販売所形式では、手数料(スプレッド)が高い
③最小注文数量がある
④利益が出ている場合、税金のことも考慮しなければならない
販売所形式では手数料(スプレッド)が高い
もっとも注意しなければならないのが、販売所形式では、手数料(スプレッド)がかかることについてですね。
スプレッドとは、暗号資産(仮想通貨)を買うときと売るときの、「価格の差」のこと。
少額でたまに売買するぐらいならいいですが、頻繁に売買していると、スプレッド(手数料)が馬鹿になりません。
とは言っても、いまいちスプレッドのヤバさがわからないな~
この画像をご覧ください。
この画像は、販売所形式と取引所形式で同じ数量(0.01BTC)のビットコインを売ろうとしたときの画像です。
0.01BTCのビットコインを販売所形式で売ると、取引所形式に比べて、-631円損する結果になります。
その原因は、販売所形式の方が取引所形式よりビットコインの売却価格が、低く設定されているから。
・販売所:2,226,027円
・取引所:2,278,650円
上記のように、販売所形式の方が取引所形式より5万円ほど安いことから、売ったときの金額は販売所形式の方が少なくなります。
そのため、売却価格が低い販売所形式の方が損するのです。
じゃあ、販売所で売るのはやめた方がいいのかな?
なるべくそうした方がいいですね。
ですが、暗号資産(仮想通貨)を始めたばかりの人や、頻繁に取引を行わない人は、販売所形式で売るのもアリだと思いますよ。
とは言え、できる限り取引所形式で売りましょう。
最小注文数量がある
GMOコインでは、販売所形式や取引所形式、通貨ごとに、注文できる最小の数量が決まっています。
✅販売所形式
取扱通貨 | 最小発注数量 |
BTC(ビットコイン) | 0.00001 BTC / 回 |
ETH(イーサ) | 0.0001 ETH / 回 |
LTC(ライトコイン) | 0.005 LTC / 回 |
BCH(ビットコインキャッシュ) | 0.001 BCH / 回 |
QTUM(クアンタム) | 0.05 QTUM / 回 |
XRP(リップル) | 1 XRP / 回 |
BAT(ベーシックアテンショントークン) | 1 BAT / 回 |
XLM(ステラルーメン) | 3 XLM / 回 |
XTZ(テゾス) | 0.1 XTZ / 回 |
DOT(ポルカドット) | 0.05 DOT / 回 |
LINK(チェーンリンク) | 0.1 LINK / 回 |
DOGE(ドージコイン) | 10 DOGE / 回 |
ENJ(エンジンコイン) | 0.5 ENJ / 回 |
MKR(メイカー) | 0.0005 MKR / 回 |
ATOM(コスモス) | 0.05 ATOM / 回 |
ADA(カルダノ) | 1 ADA / 回 |
DAI(ダイ) | 1 DAI / 回 |
SOL(ソラナ) | 0.01 SOL / 回 |
FIL(ファイルコイン) | 0.1 FIL / 回 |
SAND(ザ・サンドボックス) | 1 SAND / 回 |
CHZ(チリーズ) | 5 CHZ / 回 |
✅取引所形式
取扱通貨 | 最小発注数量 |
BTC(ビットコイン) | 0.0001 BTC / 回 |
ETH(イーサ) | 0.01 ETH / 回 |
LTC(ライトコイン) | 0.1 LTC / 回 |
BCH(ビットコインキャッシュ) | 0.01 BCH / 回 |
MONA(モナコイン) | 1 MONA / 回 |
QTUM(クアンタム) | 0.1 QTUM / 回 |
XRP(リップル) | 1 XRP / 回 |
BAT(ベーシックアテンショントークン) | 1 BAT / 回 |
XLM(ステラルーメン) | 1 XLM / 回 |
XEM(ネム) | 1 XEM / 回 |
XTZ(テゾス) | 0.1 XTZ / 回 |
DOT(ポルカドット) | 0.1 DOT / 回 |
LINK(チェーンリンク) | 0.1 LINK / 回 |
XYM(シンボル) | 1 XYM / 回 |
ENJ(エンジンコイン) | 1 ENJ / 回 |
MKR(メイカー) | 0.001 MKR / 回 |
ATOM(コスモス) | 0.01 ATOM / 回 |
ADA(カルダノ) | 1 ADA / 回 |
DAI(ダイ) | 1 DAI / 回 |
FCR(FCRコイン) | 10 FCR / 回 |
ASTR(アスター) | 10 ASTR / 回 |
DOGE(ドージコイン) | 10 DOGE / 回 |
SOL(ソラナ) | 0.01 SOL / 回 |
取引所形式では販売所形式に比べて、大きな数量でしか売れません。
これにより、取引所形式では端数が売れない事態が起きたりも。
よって、端数を売りたいときは販売所形式で売りましょう。
利益が出ている場合、税金のことも考慮しなければならない
暗号資産(仮想通貨)を売るときに、利益が出ている場合は、税金も考えなければなりません。
なぜなら、売った時点で税金が発生するからです。
・暗号資産(仮想通貨)を、売ったとき
・持っているコイン(銘柄)を、他のコイン(銘柄)に交換したとき
・暗号資産(仮想通貨)で商品を買ったとき etc…
暗号資産(仮想通貨)は、取引所(交換業者)で売っただけで税金がかかるのがこわいところ。
円に換金(現金化)したタイミングなんでしょ!
と勘違いしそうですが、そうじゃないので本当に気をつけてください。
ってことは、利益が出ている状態で、少しでも売ったら(利益確定したら)税金をおさめないとなの?
と思われるかもですが、そんなこともないんですよね。
確定申告(国に自分で税金をおさめること)が必要になる基準は、年間で20万円以上の利益(所得)が発生したときになります。
つまり、暗号資産(仮想通貨)を売ったりして、年間20万円以上の利益を出さない限りは、確定申告の必要はないでしょう。
と言っても、暗号資産(仮想通貨)の税金は知っておかないと大変な事態になることも。
今後も暗号資産(仮想通貨)の取引をする人は、普段から勉強しておくのがいいですよ。
GMOコインの出金方法
GMOコインの出金は、アプリ・ブラウザの両方からでき、1分で出金依頼が可能です。
先に、次の注意事項も確認しておくと良いでしょう。
・出金先口座の登録をしているか
⇒済んでいないと、出金できません
・GMOコインのアカウント名義と、出金先口座の名義は一緒か
⇒違った場合、出金できません。
・未売却の暗号資産(仮想通貨)(暗号資産のFX、暗号資産のレバレッジ取引も含む)や、未約定の注文はないか
⇒売却や未約定が残っていた場合、その金額分は出金できません
✅GMOコインの出金に関しての基礎情報
出金受付時間 | 6:15~17:00、18:00~5:45(※1) |
手数料 | 無料 |
出金最低金額 | 10,000円/回(全額出金の場合、出金額に制限はなし) |
出金最高金額 | 2,000万円/日(※2) |
反映時間 | ・金融機関営業日17時までの受付 ⇒翌日 ・金融機関営業日18時以降の受付 ⇒2日後 |
キャンセル方法 | ・アプリ・ブラウザの両方から可能 ・出金依頼日(土日・祝日の場合は翌営業日)の17:00まで |
出典:手数料(入出金・取引) | ビットコイン・暗号資産(仮想通貨)ならGMOコイン
(※1)5:45~6:15と17:00~18:00は出金依頼の受付時間外
(※2)当日の17:00までに出金を複数回した場合、合計の出金額が出金先金融機関に振り込まれる。
今回は、アプリの「ノーマルモード」からの出金手順をご紹介しますね。
ブラウザからの出金手順を知りたい方はこちら。
出金時の注意点も解説しています。
GMOコインは、最低10,000円からでないと、基本的には出金できません。
ただし、出金可能額や総資産が10,000円以下の人は、全額出金をすると、10,000円以下の金額でも出金できます。
※裏を返せば、出金可能額や総資産が10,000円以下の人は、毎回、全額出金しないと、出金自体できないため注意
認証コード受け取りボタンを押すと、スマートフォンのSMS宛てに、6ケタの認証コードが届きます。
届いたら、その数字を入力しましょう。
トレーダーモードでも、手順はほぼ一緒になります。
GMOコインの出金手順は以上です。
まとめ
今回は、GMOコインでの暗号資産(仮想通貨)の売り方を解説しました。
GMOコインでは、販売所形式・取引所形式・WebTrader の3か所で売ることができます。
販売所形式だと、手数料(スプレッド)がかかるので、なるべく取引所形式で売りましょう。
また、税金も気をつけてください。
この記事が参考になれば、幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。